大学を卒業し、私はすぐに地方公務員になりました。配属された先は総務部税務課で、文学専攻だった私にはあまり馴染みのない仕事内容でしたが、とても面白かったです。

 

もともと興味関心が湧けば自分から知識を得ようとするのですが、自分たちの税金がどのようにして集められているのか、また、市役所の仕事とはどういうものなのかを知るいい機会でもありました。私の所属は税務課の中でも、収納という滞納者へのアプローチを行う部門でした。

 

電話や窓口対応では、税金が払えないなどの相談ごとやクレームなど、様々なお客様がいらっしゃいました。また、月に必ず一度は研修会なども開かれ、業務に対するフォローはしっかりしていました。収納は金銭が関わる分だけ、お客様とのトラブルも多かったように思います。しかし社員の仲は皆良く、協力する体制は整っていました。

 

また規定内での有給の制度もみんなが取りやすくなるようにそれぞれが認め合い、残業も繁忙期以外は極力少なく、仕事が終わらずに残っていると、上司が「ちゃんと帰ってね」と促してくれるような職場でした。
土日祝日は基本お休みでしたが、市のイベントごとの手伝いなどに回されることはありました。そういう場合は代休をしっかりと取らせてもらい、全員が業務に支障がないように助け合っていました。ブラック企業で勤めていたこともあり、とても働きやすい職場だと感じました。現在はフリーランスですが、もう一度勤めることができるのなら市役所に戻りたいくらいです。